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北九州市に20億円かけ新工場  東京都のJSP    自動車内装材を九州に


 発泡樹脂関連メーカーの株式会社JSP(東京都千代田区、塚本耕三社長)は、北九州市小倉南区の北九州空港跡産業団地に、約20億円をかけて新工場を建設する。完成は2014年春。
 九州の自動車メーカーへの供給を見据えた進出で、九州には初の生産拠点。自動車の内装材などに使われる発泡ポリプロピレン(商品名ピーブロック)を生産する。同素材の生産量では国内トップを誇る同社だが、従来から九州へは三重県の四日市工場から供給してきた。昨今、日産などの九州への生産シフトの流れを受け、需要が高まると判断して工場を新設した。敷地面積は3万4800平方m、建物面積は3900平方m。生産能力は年間4800トン。操業開始時点で40人超の新規採用を予定している。