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北九州市に台湾カステラ専門店 アントネスト
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週刊経済2021年6月22日発行
年内10店舗展開目指す
インターネット販売や飲食店など展開の合同会社アントネスト(北九州市若松区、兵藤優介代表社員)は6月21日、同市小倉北区片野3丁目と同区魚町1丁目に台湾カステラ専門店をオープンした。
店名は「中村屋 本店」と、「中村屋 魚町店」。台湾カステラの人気の高まりを受け、今年4月に愛知県春日井市に1店舗目を出店しており、好評であったことから本社を置く福岡での本格展開を開始した。今後は、片野3丁目の店舗を本店とし、セントラルキッチンを設けて多店舗展開していく計画。現在、すでに門司区那珂の1丁目にも出店が決まっており、年内に北九州エリアで10店舗展開を目指している。場所は、本店が国道10号沿い「片野1丁目」交差点そば。店舗面積はキッチン合わせて約70㎡。魚町店は、国道199号沿い「魚町」交差点北側。店舗面積は約10㎡。テイクアウト専門で、フルーツをトッピングした台湾カステラなどを提供し、秋をめどに「北九州レトロサンド(仮称)」など新商品の発売も予定している。同社は「台湾カステラが人気になっているが、北九州にはまだ専門店はない。新触感スイーツとしてたくさんの方に食べていただきたい。まずは北九州で展開し、来年以降福岡エリアにも出店したい」と話している。