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北九州市に個人で1億円寄付 黒土始第一交通産業会長
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交通関連基金創設へ
第一交通産業㈱(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)の黒土始代表取締役創業者会長は10月11日、北九州市に1億円を寄付した。
当初の予定から5000万円増額して個人で寄付したもので、当日は同市庁舎で贈呈式を開き、黒土会長が北橋健治市長に目録を手渡した。同市では寄付金を基に寄付者の名前を冠した交通関連の基金を創設する考えで、来年2月議会で基金設立の補正予算と基金条例を提出する方針。来年度から基金を取り崩し歳出予算に充てる。名称は第一交通産業交通政策基金(通称・黒土基金)・仮称で、毎年1000万円程度を取り崩した上で市の交通安全政策に活用する。黒土会長は九州北部豪雨災害義援金として福岡県や出身地の大分県にも寄付しており、ほかにも母校の大分大学や交通安全防止のため福岡県交通安全協会などにも個人で寄付している。寄付総額は4億7000万円になるという。
2017年10月24日発行