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北九州市から屋外広告デザイン奨励賞 ストックデザインラボ


施設の外壁に黒板アート

不動産再生事業などの㈱ストックデザインラボ(福岡市中央区春吉3丁目、北嵜剛司社長)は北九州市が主催する「第8回北九州市都市景観賞」で屋外広告デザイン奨励賞を受賞し、2月23日に小倉駅JAM広場で表彰された。
北九州市が個性的で魅力ある都市景観の向上に貢献した建築物や住民活動などを表彰するもので8回目の開催。赤川貴雄北九州市立大学国際環境工学部建築デザイン学科教授を筆頭に広告カメラマンや彫刻家などで構成する選考委員会により、応募総数98件のうち、同社の作品は屋外広告デザイン部門の奨励賞に選ばれた。
作品は北九州市小倉北区東城野町の多目的施設「くらしの製作所テッテ」の外壁(縦2メートル、横6メートル)に描いた黒板アートで、壁には街のシンボルであるクスノキを中心に、DIY教室や子ども向けの本の読み聞かせなど人と人が交流する様子をポップに描いている。審査委員からはソフトで親しみやすい印象であることと、施設の機能と絵のイメージがリンクしていることが評価された。北嵜社長は「アートを通じて地域住民の方に街のコンセプトであるシェアタウンを共感していただきたい」と話している。
今回は同部門のほか、建築デザイン賞および同奨励賞に計4件、まちなみデザイン賞および同奨励賞に計4件、市民賞および同奨励賞に計3件がそれぞれ受賞している。

2019年3月26日発行