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北九州地区中小企業DIは3期連続低下 日本公庫北九州支店


売上減少、求人難が影響

㈱日本政策金融公庫北九州支店(北九州市小倉北区鍛治町1丁目、福永誠支店長)が発表した2019年1月から3月までの北九州地区「中小企業動向調査」結果の業況判断指数(DI)は、前期(2018年10月~12月)比15・5ポイント減の0と3期連続で低下した。売上DIも同19・1ポイント減の4・4となり、マイナスに転じた。
対象エリアは北九州市および直方市、田川市、行橋市、豊前市、中間市、遠賀郡、田川郡、京都郡、築上郡、鞍手郡鞍手町。従業員数が原則20人以上の中小企業調査結果(46社回答)によると、生産用機械や窯業・土石、プラスチック製品を中心とする製造業の業況判断DIは、前年同期比10・8ポイント減のマイナス5・2となり、13期ぶりのマイナス景況となった。小売業や卸売業、運送業などの非製造業は、同18・2ポイント減と4期連続マイナスとなった。売上DIでは製造業が同35ポイント減のマイナス20、非製造業は同6・5ポイント減の23・1。
また、経営上の問題で見ると、「求人難」が51・3%と最も多く、次いで「売上・受注の停滞、減少」と「原材料高」がそれぞれ17・9%の順となっている。次期(19年4月~6月)の業況判断DIは、緩やかな改善の影響で2・3と予想している。

2019年5月1.8日合併号