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北九州地区で定額運賃タクシーの実証実験 第一交通産業グループ
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12月21日まで
第一交通産業グループ(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)は、10月1日から北九州地区で定額運賃タクシーの実証実験を始めた。
国土交通省の公募で運行事業者として選定を受けたもので、対象エリアは北九州市と中間市。利用者は事前に利用区間(自宅と病院間など)を申し込み、料金を設定した上で回数券を発行する仕組み。回数券は11枚つづりで、10枚分の料金で販売する。期間は12月21日まで、利用時間は午前7時~午後6時。利用時には配車センターに電話予約が必要で、事前に決められた区間のみ定額で運行する。
実証実験は地域の足として割安なタクシーサービスを提供する定期券、回数券方式の制度を検討する上で、ニーズや検討課題などを把握するために実施。全国7地域で7事業者が同様の実証実験を実施し、九州では同グループが唯一選定を受けた。なお、運行事業者は、同グループのうち北九州第一交通、第一交通(小倉)、戸畑第一交通、第一交通(徳力)、八幡第一交通、第一交通(八幡)、若松第一交通、ひかり第一交通の8社。
2018年10月10日発行