NEWS

  • 地域

北九州・苅田にハイブリッド部品工場建設  トヨタ自動車九州    用地34万平方m取得へ


 トヨタ自動車九州株式会社(宮若市上有木、渡辺顕好社長)は、3月30日、北九州市小倉南区の臨空産業団地と隣接する京都郡の苅田臨空産業団地にハイブリット車用部品工場を建設する計画を発表した。
 新工場には、苅田エンジン工場で現在生産されているハイブリッド関連部品のラインを移転、集約する。取得用地は、北九州臨空産業団地に約22万平方m、苅田臨空工業団地12万平方mの計34万平方m。同社宮田工場から43km、苅田工場から3kmに位置する。投資額、着工時期は未定。今回の用地取得は、北九州市からの取得要請に応えたもの。
 トヨタグループは環境への取り組みとして、今後ハイブリッド車の生産を拡大する方針。渡辺社長は「トヨタの国内第2拠点として、地域に根ざした生産体制づくりを進めるために、新工場が必要と判断した」としている。