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北九州―仁川間の国際貨物定期便を増便 大韓航空
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週3便体制へ
大韓航空は12月11日、今年5月から往復運航した北九州―仁川間の国際貨物定期便を週2便から週3便に増便、北九州発着便の国際貨物輸送力を強化している。
北九州―仁川間の国際貨物定期便は昨年11月30日から米国・ロサンゼルスから仁川行きの便を北九州空港に寄港させることで路線を開設、輸出のみの定期便だったが、輸入貨物のニーズが高いことを背景に5月から仁川―北九州間を往復することで双方向のネットワークを構築していた。今回の増便では、現行の水曜日と土曜日に加え、金曜日を増便する。増便ダイヤは午後1時50分に仁川を出発、同3時15分に北九州に到着。午後6時30分に北九州を出発し、仁川には同7時30分に到着するスケジュール。使用機材は大型貨物専用機のボーイング747F(約113トン積み)、同777F(約87トン済)。
北九州空港の貨物利用促進に取り組む北九州市港湾空港局空港企画課によると、輸出便で半導体関連製品や精密機器、完成車・自動車部品、生鮮品、輸入便では半導体関連製品や自動車部品、生鮮品などに加え、切り花や衣料品などの需要があるという。空港企画課では「北九州空港は九州道、東九州道、中国道が交わる交通結節点に位置し、九州に加え、中国・四国からの利用も可能。“九州・西中国の物流拠点空港」を目指すべく、集貨促進と機能強化を図っていきたい」と話している。
2020年12月22日発行