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動画付き地図アプリを更新 Filot


週刊経済2021年11月23日発行

宣言解除後の観光に活用可能

システム開発、動画プロジェクトなどの㈱Filot(福岡市中央区舞鶴1丁目、髙橋俊光社長)は11月2日、同社が運営する動画付き地図のiOSアプリを更新した。
アプリ名は「Vithヴィズ『動画で見る、新感覚の地図』」。世界中の観光地などの映像を動画で届けるサービスで、今年7月にアプリの提供を開始した。利用者が観光地や店舗などPRしたいスポットの位置と動画を送ると、同社のクリエイターチームが無料で動画編集し、アプリやYouTubeに投稿する。現在の実績は、動画が5620本。年内で1万本の制作を目指すという。今回のアップデートにより、「マイマップ」、カテゴリ絞り込み機能、ランキングなどが追加された。「マイマップ」機能とは、同アプリにログイン後、マイページから利用者が「行ってみたい」、「気になる」、「お気に入り」などさまざまな目的に合わせてマップを作ることができる。マイマップはシェア機能で共有でき、ほかの人が作ったマイマップをお気に入り登録することも可能。また絞り込み機能においては、40種類のカテゴリのなかから絞り込むことでマップに表示させるスポットを限定することができる。絞り込みは、複数選択できるため、例えば「飲食店」と「駐車場」など検索対象を絞ることで個人の目的に合わせたスポットが探しやすくなる。ランキングではエリアやカテゴリ、動画の再生回数順などの並び替えを組み合わせることが可能で、さまざまなランキングを見ることができる。
同社は「今回のアップデートで見つけやすい、共有しやすいといった新たな機能を追加した。緊急事態宣言解除後の旅行、観光、お出かけに活用していただきたい。また現在はiOSアプリのみだが、来年の春頃にAndroid版アプリもリリースする」と話している。
同社は2015年1月設立。資本金300万円。従業員は45人。