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効率アップ図りレーザー切断機を導入  竹田商会    今期全体で1億8000万円設備投資


 金属原料販売加工の株式会社竹田商会(福岡市博多区上牟田1丁目、竹田奉正社長)は7月、鋼材加工の効率アップを図り、糟屋郡宇美町の宇美鋼材倉庫にレーザー切断機を導入した。
 作業能力の向上と、製缶業者などの顧客から加工面が滑らかなレーザー加工の要望が多いことで今回導入した。機種は日酸TANAKA製のLMRVTF6000(出力6kW)で、加工速度は従来から使用しているガス切断機の4倍だが、切断に適した鋼材厚は25ミリまでで、厚手の鋼材加工には引き続きガス切断機を利用。今回の導入によって作業能力は3倍になるという。またレーザー切断機は火気を使わないため無人作業できることも大きな特徴で、同社では「夜間の稼働も可能になり効率はさらにアップする」と話している。また同社は今期、このほかに運搬用の重機や放射能探知機も導入。全体で約1億8000万円の設備投資を予定している。