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労働契約プラットフォーム構築に向けた実証実験 chaintope
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東京のサーキュレーションと共同
ブロックチェーン技術開発などの㈱chaintope(チェーントープ:飯塚市幸袋、正田英樹社長)とプロフェッショナル人材のシェアリングサービスを運営する㈱サーキュレーション(東京都渋谷区、久保田雅俊社長)は研究開発契約を締結し、ブロックチェーン技術を活用したスマートコントラクト(労働契約の自由化)の実証実験を開始した。実証結果をもって8月から試験運用を開始する。
グローバルに対応した安心、適正な労働市場を目指す労働契約プラットフォーム構築に向けた取り組み。ブロックチェーン技術を有するチェーントープが、システムや技術面の知見を提供し、フリーランス・IC市場の専門性および同領域への技術活用の知見を有するサーキュレーションと新たなサービスの検証を進めていく。
今回の実証実験は「個人と企業が国際間で仕事の受発注を行う」というケースを想定し4つの機能を備える。第1は契約の締結、更新のプロセスにスマートコントラクトとAIを活用することで不平等な契約締結や契約内容の改ざんを防止。第2に取引の安全を担保するエスクロー(第三者預託)の仕組みにブロックチェーン上の独自のコイン(トークン)を活用し、コスト削減と平等なプロセスを実現する。第3は報酬の支払いにトークンを活用し、国際間の送金コストの削減、世界中にインターネットを通じて報酬の支払いが可能となる。第4に企業と労働者の間でトラブルが起きた際、スマートコントラクトを活用した紛争の仲裁を行う、その結果エスクローの解除が可能。この実証実験、試験運用の結果をもち将来的にはプラットフォームの実用化に向けて動いていく。
2018年7月10日発行