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創業60周年でリブランディング図る 浜勝


週刊経済2022年8月2日発行

記念メニューに梅しそとんかつ

とんかつ専門店「濵かつ」を全国展開する浜勝㈱(長崎市鍛冶屋町、山岡雄二社長)は7月6日、福岡市南区寺塚1丁目の「濵かつ福岡大池店」で創業60周年を記念したリブランディング説明会と周年記念商品の試食会を開いた。
7月22日に創業60周年を迎え、リブランディングを図る。今後も支持されるブランドを目指すため、ブランドコンセプトを「おもてなし」から「もっと、おもてなし。」に変更。ごはん、みそ汁、キャベツの種類を選べることやおかわり自由など現在のサービスを継続しつつ、九州産食材の使用をはじめ、若者向けや健康的なメニューの開発を通したおもてなしで、売り上げ向上を目指す。また、周年記念商品として7月7日から9月末までの期間限定で梅しそ巻きのとんかつ「節目の夏御膳〈梅しそ巻〉」を販売。メニューは、梅しそ巻とヒレ御膳(1690円)、梅しそ巻とロース御膳(1590円)、梅しそ巻とポークソテー御膳(1590円)、梅しそ巻御膳(1690円)、梅しそ巻とチキンかつ定食(1290円)の全5メニュー。紀州南高梅の梅肉と青しそを、ヒレ肉とバラ肉の2種類の豚肉で巻いたかつで、これまでもペースト状の梅を使用した梅しそ巻のとんかつを夏季に期間限定販売していたが、今年は初めて紀州南高梅の梅肉を使用した。
山岡社長は「今年で創業60周年を迎えることができ、お客さまに感謝している。『もっと、おもてなし。』のサービスを提供するため、常に濵かつらしさ、おもてなしという価値を考え提供し続け、お客さまに喜んでお帰りいただける状況をつくっていく」と話している。
同社は2006年9月設立。資本金1億円。