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前期の投資物件一括販売反動で売上高減 コーセーアールイー中間決算
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週刊経済2022年9月21日発行
通期業績は期首計画通り
マンション開発、販売の㈱コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の2023年1月中間期連結決算は、売上高が前年同期比67・1%減の24億3881万円、経常利益が77・3%減の2億875万円で、減収減益だった。
資産運用型マンション販売事業で前年に1棟252戸を一括売却した反動で、売上高が77・8%減の13億4515万円、セグメント利益が79・2%減の2億708万円となったことが影響し、売上高、利益の減少につながった。当期純利益は78・9%減の1億3497万円。
そのほか事業別では、ファミリーマンション販売事業は、売上高が22・7%減の7億4799万円、セグメント損失は6622万円(前期は8293万円の赤字)。不動産賃貸管理事業は、管理戸数が物件売却に伴う管理会社の変更などで前期比191戸減の3707戸になり、売上高が26・9%減の1億6686万円、セグメント利益は21・5%減の5332万円。ビルメンテナンス事業は、売上高が7・9%増の1億3178万円、セグメント利益は22・5%増の1360万円。不動産売買仲介業などそのほかの事業は、売上高が20・2%増の4702万円、セグメント利益が21・5%増の3849万円だった。
通期連結はマンション完成が第4四半期に集中していることから、期首の計画通り、売上高が9・6%減の102億円、経常利益が11%増の14億1千万円で減収増益を見込んでいる。