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前年比64人増の330人が入社 九州電力


週刊経済2024年4月10日発行号

池辺社長「新しい知識、アイデアで会社を変えてほしい」

九州電力㈱(福岡市中央区渡辺通2丁目、池辺和弘社長)の入社式が4月1日、同市城南区松山1丁目の社員研修所体育館であり、前年比64人増の330人が入社した。
内訳は大卒・専門・短大卒が209人(事務108人、技術101人)、高専卒が10人、高卒が98人(いずれも技術のみ)、キャリア採用が13人の計330人。入社式は昨年に続きリアル形式で実施。辞令交付と従業員記章が授与された後、池辺社長による歓迎のあいさつ、新入社員代表の大串祐稀さん(システム企画)、東方(とうぼう)大河さん(配電)が決意の言葉を述べた。その後、2010年以来14年ぶりに吹奏楽部の生演奏で社歌を斉唱したほか、同部による歓迎演奏が行われた。
池辺社長は入社式終了後の囲み取材で「世の中が大きく変わる中、新しい知識やアイデアでもって会社を大きく変革できるよう声を上げ、会社を変革してもらいたい」と期待を述べた。また、人材確保や定着についての取り組みとして「DXや社員一人ひとりの能力を高めるQXの取り組みを進めている。カーボンニュートラルの推進など社会的に意義のある仕事であることを積極的に発信していきたい。特に理系の女子学生が振り向いてくれるような環境を作っていきたい」と話した。