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前年同月比8%増の160億3400万円 福岡市内4百貨店の7月売上高
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週刊経済2021年8月31日発行
5カ月連続のプラス
福岡市内4百貨店7月売上高は、前年同月比8%増の160億3400万円で5カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が8月23日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が1億4400万円(8・6%増)、衣料品が31億9400万円(2・2%減)、家庭用品が3億6300万円(11・8%減)、食料品が43億7300万円(5・4%増)、雑貨が35億4千万円(18・5%増)、身の回り品が36億200万円(19・8%増)と美術、宝飾、貴金属など高額品のほか、イエナカ需要による食料品の売り上げが好調だったという。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)では188億5900万円(0・8%減)で2カ月連続のマイナスとなった。商品別では食堂・喫茶が4億700万円(11・2%増)、衣料品が46億9100万円(6・1%減)、食料品が74億8900万円(0・8%増)、雑貨が28億1900万円(1・5%増)、家庭用品が8億5400万円(8・1%減)、身の回り品が23億円(4・9%増)だった。
全国の売上高は、高額品や食料品の売り上げがけん引し前年同月比4・2%増の4020億円と2カ月ぶりのプラスだった。一方で、前々年比では17・4%減とコロナ以前の水準には及んでいない。
表はこちらから。