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前年同月比4・7%増の約173億円 福岡市内4百貨店の10月売上高
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3カ月連続のプラス
日本百貨店協会が11月21日に発表した「百貨店売上高」概況によると、福岡市内4百貨店の10月売上高は前年同月比4・7%増の172億9700万円で3カ月連続プラスだった。
全国的な傾向としては前年に比べ日曜日が1日減のマイナス要因があったが、気温の低下に伴い秋冬商材が活発に動いた他、改装効果や各社が展開した物産展など食品催事の人気施策も盛況で集客に寄与した。中でも10大都市は福岡を含む8都市で前年をクリアし2・5%増と2カ月ぶりにプラス転じ、また、10大都市以外の地区は九州や四国、近畿で対前年増となり、前年並み(0・4%減)まで戻した。
福岡市内4百貨店の商品別の売上高では衣料品が2・8%増の54億5600万円、雑貨が18・3%増の39億6400万円、身のまわり品が6・0%増の32億2000万円だった。一方、食料品が4・5%減の33億4500万円、家庭用品が5・1%減の4億5700万円、食堂・喫茶が4・6%減の2億3800万円になるなど前年を下回った(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡市内を除く九州・沖縄の百貨店(14店舗)の同月売上高は前年同月比1・3%増の224億4300万円と2カ月ぶりのプラスとなった。商品別の売上高では、食料品が3・2%増の53億600万円、雑貨が18・3%増の38億1700万円、身のまわり品が2・4%増の27億4900万円と好調だった。一方、衣料品が1・8%減の81億9100万円、家庭用品が7・0%減の12億4300万円、食堂・喫茶が5・5%減の5億4300万円となった。
表はこちらから。
2018年12月4日発行