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前年同月比30・4%増の153億8046万円 福岡市内4百貨店の2月売上高


週刊経済2023年4月25日発行

17カ月連続のプラス

福岡市内4百貨店の2月売上高は、前年同月比30・4%増の153億8046万円で17カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が3月23日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身の回り品が44億1400万円(46・5%増)、雑貨が37億3300万円(23・6%増)、食料品が33億5800万円(22・9%増)、衣料品が29億3200万円(33・0%増)、家庭用品が3億1600万円(9・3%減)、食堂・喫茶が1億8200万円(77・5%増)。インポートブランドなどの高額商品が好調だったこと、前年のまん延防止等重点措置の反動により売上高は全体的に増加した。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では147億8600万円(16・8%増)で2カ月連続のプラスとなった。商品別では衣料品が40億円(20・3%増)、食料品が48億8800万円(16・2%増)、雑貨が25億4900万円(11・9%増)、身の回り品が18億2千万円(13・6%増)、家庭用品が7億6千万円(18・8%減)、食堂・喫茶が3億9800万円(22・3%増)だった。
全国の売上高は、前年同月比20・4%増の3803億円と12カ月連続のプラスで、入店客数は22・5%増えた。衣料品・服飾雑貨と、増勢が続く高額商材が好調だったほか、歳時記イベントが盛況。急伸するインバウンドが牽(けん)引した。

表はこちらから。