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前年同月比28・9%増の225億9096万円 福岡市内4百貨店の6月売上高
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週刊経済2024年8月7日発行号
33カ月連続のプラス
福岡市内4百貨店の6月売上高は、前年同月比28・9%増の225億9096万円で33カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が7月25日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身のまわり品が81億7214万円(56・0%増)、雑貨が58億4324万円(40・2%増)、衣料品が41億2196万円(9・3%増)、食料品が33億851万円(3・5%増)、家庭用品が3億4608万円(1・9%増)、食堂・喫茶が1億9285万円(1・8%減)。インバウンド客によるラグジュアリー消費が寄与し、10都市(札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡)のうち売上前年比の増率が最も大きかった。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では2・0%増の160億5112万円で3カ月ぶりのプラスとなった。商品別では食料品が47億5341万円(2・2%減)、衣料品が45億5545万円(0・6%増)、雑貨が28億7391万円(6・6%増)、身のまわり品が22億5270万円(7・0%増)、家庭用品が8億1591万円(4・8%増)、食堂・喫茶が4億6544万円(7・1%増)だった。
全国の売上高は14・0%増の5018億円と28カ月連続のプラスで、入店客数は6・4%増。平年より遅い梅雨入りで晴天の日が多く外出機会が増えたほか、盛夏アイテムも好調だった。中元商戦は、感染症が5類に移行した昨年5月と比べると店頭の売り上げは微減。一方で百貨店が運営するオンラインショップの利用が増え、全体でみると平年並みとなった。
表はこちらから。