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前年同月比26・6%増の176億8385万円 福岡市内4百貨店の9月売上高


週刊経済2023年11月7日発行号

24カ月連続のプラス

福岡市内4百貨店の9月売上高は、前年同月比26・6%増の176億8385万円で24カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が10月24日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身のまわり品が57億2300万円(48・5%増)、雑貨が47億4700万円(26・6%増)、衣料品が34億3800万円(15・9%増)、食料品が27億2千万円(9・5%増)、家庭用品が3億7300万円(9・7%増)、食堂・喫茶が2億円(32・7%増)。ラグジュアリーブランド・宝飾品などの高付加価値商材を中心に身のまわり品が急伸し、韓国、中国からの観光客が多く見られる。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では146億881万円(5・0%増)で3カ月連続のプラスとなった。商品別では食料品が41億3500万円(4・4%増)、衣料品が40億1200万円(2・6%増)、雑貨が29億6400万円(8・9%増)、身のまわり品が20億800万円(1・5%増)、家庭用品が7億4千万円(9・5%増)、食堂・喫茶が4億4500万円(24・5%増)だった。
全国の売上高は、前年同月比9・2%増の4151億円と19カ月連続のプラスで、入店客数は10・0%増。円安効果などを受け、インバウンドが増加。売り上げ高は前月より255・6%増の326億円と、コロナ禍の2020年2月以降最高額を更新し、2014年の調査開始以来過去3番目の数値となった。中でも大阪、福岡の2都市がインバウンドの売り上げを押し上げた。

表はこちらから。