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前年同月比24・5%増の191億5464万円 福岡市内4百貨店の2月売上高
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週刊経済2024年4月3日発行号
29カ月連続のプラス
福岡市内4百貨店の2月売上高は、前年同月比24・5%増の191億5464万円で29カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が3月25日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身のまわり品が65億8800万円(49・2%増)、雑貨が45億6千万円(22・2%増)、食料品が37億300万円(10・3%増)、衣料品が33億6200万円(14・7%増)、家庭用品が3億500万円(1・3%増)、食堂・喫茶が2億1千万円(15・5%増)。気温上昇でブルゾンやカットソーなど春物衣料に動きがあり、婦人服、洋品が伸長した。バレンタイン商戦では高額ブランドのチョコレートなど多様な商品展開や、各社が企画したイベントも盛況だった。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では153億3877万円(3・7%増)で2カ月連続のプラスとなった。商品別では食料品が49億1200万円(0・5%増)、衣料品が39億円(2・5%減)、雑貨が31億7600万円(24・6%増)、身のまわり品が18億4300万円(1・3%増)、家庭用品が7億2800万円(4・2%減)、食堂・喫茶が4億3800万円(10・1%増)だった。
全国の売上高は、前年同月比14%増の4329億円と24カ月連続のプラスで、入店客数は7・2%増。春節休暇で訪日客が増加したほか、円安やインバウンドでラグジュアリーブランドなど高付加価値商材が好調だった。また、うるう年による営業日数増などもプラスの要因となった。
表はこちらから。