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前年同月比20・2%増の139億7300万円 福岡市内4百貨店の9月売上高


週刊経済2022年11月8日発行

12カ月月連続のプラス

福岡市内4百貨店の9月売上高は、前年同月比20・2%増の139億7300万円で12カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が10月25日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が1億5千万円(54・7%増)、衣料品が29億6600万円(20・2%増)、家庭用品が3億4千万円(0・3%増)、食料品が24億8500万円(13・8%増)、雑貨が37億5千万円(19・9%増)。身の回り品が38億5400万円(26・8%増)。昨年と異なり、今年は緊急事態宣言が出されていなかったため外出機会が増えた。また、高額品や秋冬商材が活発に動いた衣料品が好調だった。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では139億717万円(6・2%増)で2か月連続のプラスとなった。商品別では食堂・喫茶が3億5700万円(15・9%増)、衣料品が39億1200万円(7・2%増)、食料品が39億6千万円(7・3%増)、雑貨が27億2200万円(5%増)、家庭用品が6億8千万円(0・7%減)、身の回り品が19億8千万円(9・9%増)だった。
全国の売上高は、外出機会の増加や消費マインドの高まりと、各社が企画した外商顧客向けの催事などが寄与し、前年同月比20・2%増の3813億円と7カ月連続のプラスだった。また、入店客数は21・5%増え、商品別では高額品、季節商材が好調だった。

表はこちらから。