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前年同月比2・5%増の169億900万円 福岡市内4百貨店6月売上高


4カ月連続のプラスに

福岡市内4百貨店の6月売上高は、前年同月比2・5%増の169億900万円で4カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が7月23日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では衣料品が49億3500万円(0・3%増)、身のまわり品が33億4600万円(8・6%増)、雑貨が37億600万円(7・4%増)と好調だった。一方、家庭用品が4億3100万円(3・3%減)、食料品が35億4400万円(1・6%減)、食堂・喫茶が2億3400万円(2・6%減)だった。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡市を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)では201億3400万円(3・2%減)で4カ月連続のマイナスとなった。商品別では衣料品が67億600万円(3・6%減)、身のまわり品が23億6600万円(0・9%減)、雑貨が32億6100万円(0・6%減)、家庭用品が11億300万円(8・4%減)、食料品が56億4500万円(4・2%減)、食堂・喫茶が5億1500万円(2・5%減)と全て前年同月比を下回った。
全国の売上高は中旬以降の低温多湿に加え、月末の台風など悪天候による集客減が響き主力の夏物商材が苦戦し、4789億円(0・9%減)と3カ月連続のマイナスとなった。顧客別では、円高基調にあるもののインバウンドが0・6%増と5カ月連続で増加し、購買客数の減少を購買単価の増加で補う形となった。
表はこちらから。

2019年8月6日発行