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前年同月比2・2%減の958億円 九州コンビニ11月販売額


週刊経済2022年1月25日発行

3カ月ぶりの減少

九州経済産業局が1月13日に発表した2021年11月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5556店舗)で前年同月比2・2%減の958億円となり、3カ月ぶりの減少、店舗数は49店舗の減少だった。
県別では福岡が前年同月比3・6%減の407億円(42店舗減の2273店舗)、佐賀が0・5%減の61億円(4店舗減の358店舗)、長崎が4%増の95億円(3店舗減の528店舗)、熊本が6・3%減の134億円(4店舗減の779店舗)、大分が0・5%減の81億円(5店舗減の514店舗)、宮崎が0・2%減の73億円(8店舗増の437店舗)、鹿児島が0・1%減の104億円(1店舗増の667店舗)、20年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。詳細は表の通り。

全国は2カ月連続の販売額減

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比1%減の9572億円で2カ月連続の減少だった。商品項目別に見ると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」は牛乳、乳飲料、デザートが低調だったことから1・9%減の3484億円となり2カ月ぶりの減少。「非食品」はタバコ、玩具が堅調で4・8%増の3096億円となり9カ月連続の増加。「加工食品」はアイスクリーム、菓子類が低調で2%減の2434億円となり2カ月ぶりの減少。「サービス」はチケット売り上げが不振で18・4%減の556億円となり2カ月連続の減少となった。

表はこちらから。