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前年同月比18・5%増の172億6078万円 福岡市内4百貨店の1月売上高


週刊経済2023年3月21日発行

16カ月連続のプラス

福岡市内4百貨店の1月売上高は、前年同月比18・5%増の1721億6078万円で16カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が2月24日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身の回り品が55億円(27・1%増)、雑貨が38億5千万円(18・9%増)、衣料品が38億7千万円(8・7%増)、食料品が28億8千万円(20・4%増)、家庭用品が4億4千万円(1・3%増)、食堂・喫茶が1億9千万円(43%増)。身の回り品、アクセサリーなどの高額商品が好調だったこと、前年のまん延防止等重点措置の反動により売上高は全体的に増加した。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では164億3169万円(6・8%増)で3カ月ぶりのプラスとなった。商品別では衣料品が53億3500万円(4・5%増)、食料品が42億6400万円(11・7%増)、雑貨が26億8700万円(7%増)、身の回り品が26億1700万円(4・3%増)、家庭用品が7億7千万円(1・7%減)、食堂・喫茶が4億3200万円(22・3%増)だった。
全国の売上高は、前年同月比15・1%増の4311億円と11カ月連続のプラスで、入店客数は14・4%増えた。クリアランスや、季節商材の福袋、食料品など生活必需品が好調だったほか、気温低下により防寒商材が牽引した。

表はこちらから。