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前年同月比17・1%増の202億1082万円 福岡市内4百貨店の1月売上高
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週刊経済2024年3月5日発行号
28カ月連続のプラス
福岡市内4百貨店の1月売上高は、前年同月比17・1%増の202億1082万円で28カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が2月22日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身のまわり品が70億1900万円(27・6%増)、雑貨が48億1400万円(25%増)、衣料品が41億5600万円(7・4%増)、食料品が30億7100万円(6・7%増)、家庭用品が4億5100万円(2・5%増)、食堂・喫茶が2億2千万円(15・9%増)。ラグジュアリーブランドのバッグや時計、宝飾品などの高額商材が依然増勢が続いているほか、インバウンで化粧品も売り上げを押し上げた。暖冬が続きコートは苦戦したが、ジャケットやニットなどのプロパー商材は好調だった。バレンタイン商戦では、ウェブ先行予約やリアル会場でのイベントも開催し、好調な滑り出しとなった。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では166億5120万円(1・3%増)で2カ月ぶりのプラスとなった。商品別では衣料品が52億9300万円(0・8%減)、食料品が45億1400万円(5・9%増)、雑貨が27億8800万円(3・7%増)、身のまわり品が24億4600万円(6・6%減)、家庭用品が7億8100万円(1・3%増)、食堂・喫茶が4億8200万円(11・5%増)だった。
全国の売上高は、前年同月比7・1%増の4593億円と23カ月連続のプラスで、入店客数は5・2%増。ラグジュアリーブランドなど高付加価値商材が好調に推移したほか、コロナ5類移行後の初商で各社が企画した物産展やイベントなども奏功した。
表はこちらから。