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前年同月比15・0%増の242億6700万円 福岡市内4百貨店の12月売上高


週刊経済2022年2月8日発行

3カ月連続のプラス

福岡市内4百貨店の12月売上高は、前年同月比15・0%増の242億6700万円で3カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が1月25日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が2億9百万円(20・6%増)、衣料品が46億9300万円(11・3%増)、家庭用品が5億1100万円(3・1%増)、食料品が64億6900万円(6・1%増)、雑貨が53億2千万円(28・5%増)。身の回り品が60億8700万円(23・0%増)。ホリデーシーズンや年末商戦などで、ラグジュアリーなどの高額商品が好調だった。12月は新型コロナ感染者が減少し、前年に比べ天候も悪くなかったことから、福岡の入店客数は、全国の入店客数14・1%増(前年同月比)を超える、21・5%増と高伸した。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)では262億2800万円の微増で2カ月連続のプラスとなった。商品別では食堂・喫茶が5億2100万円(13・1%増)、衣料品が64億2200万円(1・5%減)、食料品が108億1500万円(0・2%減)、雑貨が37億5800万円(1・3%減)、家庭用品が11億5900万円(1・0%減)、身の回り品が31億1100万円(5・2%増)だった。
全国の売上高は、12月の新型コロナ感染者の減少継続を背景とした、外出機運や消費意欲の高まりに加え、外商催事、イベントなどが奏功し、前値同月比8・8%増の5920億円と3カ月連続のプラスだった。ラグジュアリーブランド、時計、宝飾品など高額品の高伸が続いているほか、外出機会の増加で、コート、ジャケット、アクセサリー、旅行用品なども活発に動いた。

表はこちらから。