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前年同月比13・6%減の149億4400万円  福岡市内4百貨店の10月売上高


2カ月ぶりのマイナスに

福岡市内4百貨店の10月売上高は、前年同月比13・6%減の149億4400万円で2カ月ぶりのマイナスとなった。
日本百貨店協会が11月22日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では衣料品が46億270万円(15・6%減)、食料品が31億8200万円(4・9%減)、雑貨が31億3400万円(20・9%減)、身のまわり品が28億2700万円(12・2%減)、家庭用品が4億3200万円(5・4%減)、食堂・喫茶が2億1900万円(8・0%減)と、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動で軒並み前年を下回った。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)では173億9300万円(19・0%減)で2カ月ぶりのマイナスとなった。商品別では福岡と同様、衣料品が61億9400万円(20・5%減)、食料品が46億9100万円(8・5%減)、雑貨が27億2800万円(26・9%減)、身のまわり品が20億900万円(23・2%減)、家庭用品が8億1800万円(24・5%減)、食堂・喫茶が4億7700万円(9・8%減)と、全て前年を下回った。
全国の売上高についても17・5%減と厳しい結果となった。顧客別では、円高基調の為替動向や米中貿易摩擦等の不安定な国際情勢が響き、13・8%減と2カ月ぶりに前年実績を下回った。
表はこちらから。

2019123日発行