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前年同月比12・9%増の210億7934万円 福岡市内4百貨店の11月売上高
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週刊経済2024年1月2日、10日合併号
26カ月連続のプラス
福岡市内4百貨店の11月売上高は、前年同月比12・9%増の210億7934万円で26カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が12月25日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身のまわり品が67億3300万円(34・6%増)、雑貨が49億9千万円(8%増)、衣料品が42億900万円(6・7%増)、食料品が37億8千万円(1・5%増)、家庭用品が4億1400万円(4・8%増)、食堂・喫茶が2億1400万円(14・5%増)。気温低下でコートや重衣料、マフラーや手袋など防寒アイテムに動きがあった。また、韓国や香港などからのインバウンド需要でラグジュアリーブランドのほか、手土産やお歳暮など飲食料品も好調だった。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では206億9173万円(0・2%増)で2カ月ぶりのプラスとなった。商品別では食料品が79億8200万円(0・1%増)、衣料品が54億7700万円(0・3%増)、雑貨が32億5千万円(4・5%増)、身のまわり品が22億3千万円(4・8%減)、家庭用品が9億1100万円(1%増)、食堂・喫茶が4億9千万円(8・5%増)だった。
全国の売上高は、前年同月比7・4%増の5023億円と21カ月連続のプラスで、入店客数は7・4%増。中旬以降の気温低下に伴いダウンやウールなど防寒衣料が好調だったほか、物産展や展覧会など各社が企画した催事やイベント開催も売り上げを押し上げた。
表はこちらから。