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前年同月比1・6%増の165憶600万円 福岡市内4百貨店の5月売上高


3カ月連続のプラスに

福岡市内4百貨店の5月売上高は、前年同月比1・6%増の165億600万円で3カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では、身のまわり品が33億6800万円(6・2%増)、雑貨が38億9200万円(9・0%増)と好調だった。一方、衣料品は47億6200万円(0・8%減)、家庭用品が4億5600万円(16・2%減)、食料品が31億100万円(3・0%減)、食堂・喫茶が2億4700万円(10・6%減)だった。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡市を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)では197億6700万円(1・7%減)で3カ月連続のマイナスとなった。商品別では、衣料品が69億900万円(4・1%減)、身のまわり品が23億6300万円(1・2%減)、家庭用品が9億9500万円(8・7%減)、食料品が51億1700万円(0・7%減)、食堂・喫茶が5億4300万円(1・7%減)だった。一方、雑貨が32億5000万円(4・0%増)となった。
全国の売上高は、改元による祝賀ムードやGWのほか、気温上昇に伴う夏物需要の盛り上がり等のプラス要素があった半面、連休後の反動や改装による面積の減少から4443億円(0・8%減)と2カ月連続のマイナスとなった。一方、インバウンドや高額商品は引き続き好調だった。特にインバウンドでは309億円(8・0%増)と4カ月連続でプラスとなり、購買客数も3.7%増の47・4万人となった。
表はこちらから。

2019年7月2日発行