NEWS

前年同月比1・0%増の162億円 福岡市内百貨店の5月売上高


10カ月連続プラス

日本百貨店協会が6月22日に発表した「全国百貨店売上高」概況によると、福岡市内4百貨店の5月売上高は前年同月比1・0%増の162億3900万円で10カ月連続のプラスだった。
雑貨が14・4%増の35億7200万円、身のまわり品が3・4%増の31億7000万円、家庭用品が1・7%増の5億4400万円、食堂・喫茶・サービス・その他が8・1%増の9億5600万円と好調だった反面、衣料品が5・7%減の47億9900万円、食料品が3・3%減の31億9800万円だった(10万円以下は四捨五入)。
一方、福岡市内を除く九州・沖縄の百貨店(14店舗)の同月売上高は前年同月比4・3%減の210億5900万円と前年同月を下回った。商品別の売上高で前年を上回ったのは、0・9%増の32億500万円だった雑貨のみ。衣料品が7・3%減の75億4200万円、食料品が2・4%減の53億4000万円、身のまわり品が5・0%減の25億2800万円、家庭用品が5・2%減の12億5600万円食堂・喫茶・サービス・その他が0・9%減の11億8900万円と軒並み前年を下回った。
日本百貨店協会では「地区別では富裕層とインバウンド市場の大きい札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5地区は前年同月プラスだった。10都市以外の地方は6・1%減と苦戦が続いている」と話している。

表はこちらから

2018年7月3日発行