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前年同月比0・8%増の182億1200万円 福岡市内4百貨店の3月売上高
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3カ月ぶりのプラスに
福岡市内4百貨店の3月売上高は、前年同月比0・8%増の182億1200万円で3カ月ぶりのプラスとなった。
日本百貨店協会が4月23日に集計した「百貨店売上高」によると、商品別では、身のまわり品が35億5500万円(3・2%増)、雑貨が40億9300万円(9・9%増)と好調だった。一方、衣料品は52億200万円(1・4%減)、食料品が38億6300万円(2・6%減)、家庭用品が4億6400万円(18・4%減)、食堂・喫茶が2億6400万円(0・1%減)と振るわなかった。
また、福岡市内を除く九州・沖縄の百貨店(14店舗)の同月売上高は229億7600万円(1・1%減)で2カ月ぶりのマイナスとなった。商品別では、衣料品が83億8700万円(2・3%減)、身のまわり品が26億3400万円(5・5%減)、家庭用品が11億4400万円(3・1%減)、食堂・喫茶が5億8900万円(4・4%減)と軒並み前年を下回った。一方、雑貨が39億4000万円(1・0%増)、食料品が56億7000万円(2・3%増)と上回った。
全国の売上高総数は、物産展やホワイトデー関連イベントなどの催事が好評だった食料品が0・1%増と5カ月ぶりにプラスに転じた。一部店舗においては改装効果も見られた。また、富裕層消費とインバウンドの活況を受け、ラグジュアリーブランドを中心に高額品が好調を維持した。一方、衣料品は春物商材が動いたものの、前年には届かなかった。
表はこちらから。
2019年5月1.8日合併号