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前年同月比0・3%減の187億9900万円  福岡市内4百貨店の7月売上高


5カ月ぶりのマイナスに

福岡市内4百貨店の7月売上高は、前年同月比0・3%減の187億9900万円で5カ月ぶりにマイナスへ転じた。
日本百貨店協会が8月21日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では、主力の衣料品が47億600万円(7・0%減)、食料品が51億2300万円(1・8%減)、家庭用品が4億6100万円(14・9%減)、食堂・喫茶が2億5100万円(6・8%減)と前年同月を下回った。一方、身のまわり品が34億5300万円(4・3%増)、雑貨が38億2400万円(11・8%増)だった。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡市を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)では、230億2800万円(7・3%減)で5カ月連続のマイナスとなった。商品別では、衣料品が64億9300万円(10・5%減)、食料品が83億2100万円(6・7%減)、身のまわり品が24億1900万円(7・0%減)、雑貨が35億4300万円(3・6%減)、家庭用品が11億4500万円(7・5%減)、食堂・喫茶が5億6400万円(8・7%減)と全て下回った。
全国の売上高は、長梅雨による日照不足や低温多雨の影響から盛夏アイテムが不振で4971億円(2・9%減)と4カ月連続のマイナスとなった。ラグジュアリーブランドや時計を中心とした高額品や免税売り上は引き続き好調で、顧客別ではインバウンドが281億円(3・4%増)と6カ月連続のプラスとなった。
表はこちらから。

2019年9月3日発行