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前年同月比0・2%減の155億1100万円 福岡市内4百貨店の8月売上高


2カ月連続のマイナスに

福岡市内4百貨店の8月売上高は、前年同月比0・2%減の155億1100万円で2カ月連続のマイナスとなった。
日本百貨店協会が9月20日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では衣料品が36億6500万円(3・6%減)、食料品が33億300万円(8・6%減)、家庭用品が4億7400万円(10・7%減)、食堂喫茶が2億6000万円(10・1%減)と下回った。一方、雑貨が39億6100万円(12・3%増)、身のまわり品が31億3900万円(3・4%増)だった。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)では、178億4100万円(5・8%減)で6カ月連続のマイナスとなった。商品別では、衣料品が50億4100万円(6・6%減)、食料品が55億3400万円(7・0%減)、雑貨が31億7600万円(1・5%減)、身のまわり品が20億300万円(6・3%減)、家庭用品が8億9200万円(10・2%減)、食堂・喫茶が5億7800万円(10・8%減)と軒並み下回った。
全国の売上高は、気温上昇で主力の衣料品を中心に盛夏商材が好調に推移したほか、一部商品が増税前の駆け込み消費の影響を受け4200億円(2・3%増)と5カ月ぶりに前年を上回った。顧客別では、訪日客の減少でインバウンドが256億円(0・7%減)と7カ月ぶりのマイナスとなり、国内市場が2・5%増と10カ月ぶりにプラスに転じた。
表はこちらから。

2019年10月1日発行