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前年同月比0・2%増の約251億円 福岡市内4百貨店の12月売上高


5カ月連続のプラス

日本百貨店協会が1月23日に発表した「百貨店売上高」概況によると、福岡市内4百貨店の12月売上高は前年同月比0・2%増の251億1500万円で5カ月連続プラスだった。
福岡市内4百貨店の商品別の売上高では雑貨が7・7%増の48億7300万円、身のまわり品が4・4%増の47億8700万円と好調だった。一方、食料品が3・4%減の71億5400万円、衣料品が2・8%減の61億6500万円、家庭用品が5・7%減の6億4300万円、食堂・喫茶が2・2%減の3億600万円と前年を下回った(金額は10万円以下を四捨五入)。
全国的な傾向としては、高額品やインバウンドは引き続き好調に推移したものの、月の前半は気温が高くコート等の主力の防寒アイテムが苦戦し、売上高は0・7%減と前年割れした。地区別では10大都市のうち、福岡、札幌、横浜、名古屋、京都、大阪の6都市が前年をクリアし、10大都市平均では前年並みとなった。10大都市以外の地区では2・4%減とマイナスが続くが、近畿地区で前年を上回り、大都市との差は前月からさらに0・1ポイント縮小した。
また、福岡市内を除く九州・沖縄の百貨店(14店舗)の同月売上高は前年同月比4・0%減の334億6100万円と2カ月連続のマイナスとなった。商品別では、前年を上回ったのは0・3%増の47億2900万円となった雑貨のみ。食料品が3・9%減の128億1100万円、衣料品が6・4%減の91億9100万円、身のまわり品が0・6%減の35億9500万円、家庭用品が6・6%減の16億99000万円と軒並み前年同月を下回った。
表はこちらから。

2019年2月13日発行