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前原支店を新築移転「糸島支店」としてオープン 西日本シティ銀行
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週刊経済2021年9月22日発行
9月13日、前原中央2丁目に
㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、村上英之頭取)は、(糸島市前原中央3丁目)の店舗を同市前原中央2丁目に新築移転し、「糸島支店」として9月13日にオープンした。
旧店舗の老朽化に伴い建て替えていたもので、糸島市内に立地する唯一の店舗であり、「これまで以上に地域に貢献していきたい」との想いを込めて店舗名を市の名称と合わせて変更した。外観は旧宿場町の町並みにマッチさせた伝統的町家風とし、ロビーやATMコーナーの天井には糸島産の杉材を多く使用。入り口横には常設ギャラリーを設置し、地元の特産品や移住者へのお役立ち情報などを紹介する。また、総面積は旧店舗より15%ほど縮小したものの、デジタル化の進展などでバックヤードを約20%削減し、ロビーなど顧客用スペースを約30%拡大。店内奥側には落ち着いた雰囲気で話ができる個室仕様の相談ブースを設け、資産運用やローン・相続の相談など顧客のさまざまなニーズに対し、一人一人に合った最適なソリューションの場を提供していく。
場所は国道202号沿い、旧店舗の東側斜め向かいで、前原郵便局の西側隣接地。敷地面積は1565㎡。建物は2階建てで延べ床面積が975㎡。1階がATMコーナー(平日午前7時~午後11時、土日祝日午前8時~午後9時)、銀行窓口、相談ブースで、2階が会議室、職員用の食堂や更衣室など。設備は通帳繰越機能付きATM6台、両替機が1台、全自動貸金庫が230マス(平日午前9時~午後5時)。顧客用駐車場は19台。6月に就任後、初めての新店舗オープンとなった村上頭取は開店式典で「糸島市はESGやクオリティ・オブ・ライフといった観点から国内外から注目を集める都市。全行的にデジタル化に取り組む一方で、実店舗ではレベルの高い、人間味あふれる対応力強化に努める中、糸島支店ではこれまで以上に地域の皆さまとのつながりを大切にし、当地の発展に貢献していきたい」とあいさつした。