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初競り取扱量は前年並みの319トン 福岡市中央卸売市場鮮魚市場
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週刊経済2021年1月19日発行
ブリ、タイが大幅減
福岡市中央卸売市場鮮魚市場(福岡市中央区長浜3丁目)で1月5日未明、初競りがあり、取扱量は前年並みの319トンだった。
主なものではブリが前年の8割減となる0・8トンで、相場は高値で1㎏あたり1620円。サワラは前年並みの8トンで高値は1㎏あたり972円だった。また、タイは前年から半減の0・1トンで、高値は1㎏あたり3240円で前年の2倍、安値でも1080円で前年比4割増だった。
競り前の「初市式」で卸売業者の川端淳福岡魚市場社長は「当市場は競り場、仲卸売り場を通じては一人もコロナ罹患者出ていない。市場を守り、福岡市民160万人の食のため、全知全霊を持って臨む。収束の後には、ジャンプアップした鮮魚市場で安心安全とともに、生産者の熱意を届けていきたい」とあいさつした。