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分譲住宅商品の新ブランド よかタウン
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週刊経済2022年10月4日発行
初のオリジナル商品「moku」
戸建分譲事業、注文住宅事業などを手掛ける㈱よかタウン(福岡市東区松島6丁目、野島幸司社長)は9月16日、分譲住宅商品の新ブランド「moku(モク)」を発表した。
同社は分譲住宅商品として「FiT(フィット)」、「Ricca(リッカ)」を販売しているが、これらはケイアイスター不動産㈱(埼玉県本庄市、塙圭二社長)グループの商品をベースに細部仕様を設計変更したもので、自社オリジナルの商品は今回が初めて。「家とともに時を刻む」をコンセプトとし、木の素材を生かしたデザインで経年変化を感じられることが特徴。キッチンの腰壁や玄関ホール天井、浴室内壁などに木目を配置する。内装カラーはマツ科の米栂(こめつが)をイメージした「ヘムロック」と、ヒノキ科の米杉をイメージした「レッドシダー」の2種類から、外観デザインはアクセントカラーにグリーン、ブラウンを使用した2種類から選べる。販売価格帯は立地や仕様によって異なるが、同社の既存の分譲住宅商品と同程度という。
同社は2000年5月設立。資本金は9496万円(資本準備金含む)。22年3月期の売上高は254億円。従業員数は263人(22年4月1日現在)。営業所は福岡県内17カ所のほか、熊本市、佐賀市、大分市に各1カ所の計20カ所を展開している。