NEWS

  • 地域

分譲マンション好調で売上高9・7%増  下関市のエストラスト    営業外費用増で経常益は7・8%減


 山口、福岡を中心に分譲マンションの企画・販売を手掛ける株式会社エストラスト(山口県下関市椋野町3丁目、笹原友也社長)の2014年8月の連結中間決算は、売上高が前年同期比9・7%増の52億4400万円、経常利益が同7・8%減の2億7100万円で増収減益だった。営業利益は同29・6%増の4億3800万円、上期純利益は同6・9%減の1億6500万円。
 分譲マンション販売が好調で早期販売に注力した結果、通期引渡し予定戸数430戸に対しすでに425戸の契約を締結。増収基調に加え、販管費が前年同期比6500万円減になったことから営業利益も増益となった。一方で固定資産売却損5400万円、東京証券取引所第一部への市場変更費用などを計上し、営業外費用が増加したことから減益となった。通期予想に修正はなく、今期は売上高が前年同期比16・7%増の120億円、営業利益が同11・1%増の10億9000万円、経常利益が同9・0%増の9億7000万円、純利益が同10・4%増の6億円を見込んでいる。
 同社は1999年1月設立。資本金3億5662万円。2005年3月に福岡支店(福岡市博多区博多駅前4丁目)を開設。従業員55人(連結)。山口、福岡、鹿児島、宮崎、熊本、佐賀、広島、愛媛、大分の計9県で供給実績がある。