出走権付きツアーの販売を開始　福岡マラソン実行委員会

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週刊経済2023年5月23日発行号

大会１０回記念で

福岡マラソン実行委員会は５月１２日、フルマラソンの出走権と市内ホテルへの宿泊、福岡観光ツアーなどをセットにした出走権付きツアーの販売を開始した。
同大会は１１月１２日に開催予定。今年で１０回目を迎えることから、記念事業の一環でスポーツツーリズム枠を設けた。定員は先着１００枠で、専用サイトで申し込みを受け付ける。内容は福岡マラソン２０２３のフルマラソン出走権、マラソン前日から２泊３日の宿泊、コースが選べる福岡観光ツアー、おもてなしセット。福岡観光ツアーのコースは、博多旧市街エリアを散策する「博多の街をめぐる旅」、福岡タワーや海の中道などをバスで巡る「福岡市内ぐるりとゆっくりバスの旅」、太宰府を散策する「足をのばして太宰府観光の旅」の３コースから選べる。「おもてなしセット」として、福岡マラソンのオリジナルグッズとフィニッシュ会場から天神・博多エリアまでのシャトルバス乗車券が付くほか、ホテル内でのランナー受付、アスリートビブスの受け取りが可能になる。ランナーのみのシングルプランと、応援者１名の同行が可能な応援者同行プランを販売し、料金は宿泊施設によって異なる。シングルプランは税込み７万４千円から１１万４千円。応援者同行プランはランナーが７～９万円、応援者が５万４千円～７万４千円。料金にはマラソンの出走料も含まれる。
福岡マラソンの定員は１万２千人で、昨年は約２倍の倍率となった。今年も４月１７日のエントリー開始以降、すでに定員を超える申し込みが寄せられており、抽選となることが発表されている。