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出水市の新事業所稼働が6月中旬に延期 旭精機


総事業費は約2000万円に

半導体真空機器の製作・加工・卸、メンテナンス業などの株式会社旭精機(大牟田市西宮浦町、山田直樹社長)が鹿児島県出水市緑町に建設していた新事業所「南九州サービスセンター」の完成および稼働日が当初の4月から6月中旬に延期となった。

旧事業所の老朽化に伴い、施設および機械設備を一新する目的で同敷地内に新事業所建設を着工。当初は今年3月末完成、4月稼働の計画で進んでいたが、建設工事スケジュールの調整と導入する機械設備導入スケジュールの関係で同6月中旬となった。場所は九州新幹線高架沿い、大豊工業株式会社九州工場の東隣。敷地面積は約4950平方m。新事務所棟の建物面積は100平方mの平屋建て。旧事業所の東側に新築し、完成後は旧事務所を解体、駐車場となる。総事業費は当初1800万円を見込んでいたが、約2000万円(設備費含む)となる見込み。

同社は1981年7月設立。資本金は1億5000万円、従業員数は170人。2016年6月期の売上高は38億3000万円。

2017年5月30日発行