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出店加速で新セントラルキッチンを計画 JCROWD


今年の出店は10店舗超へ

持ち帰りから揚げ店などを展開する株式会社JCROWD(福岡市中央区港2丁目、岡田親典社長)は、セントラルキッチンの拡張移転を計画している。

同社は、現在「鶏惣菜と季節の揚げ物 板前からあげ」などの屋号で店舗展開。「あえて特徴を持たせずに親しみやすさを意識した味や板前をイメージした清潔感のある店構えなどが好評」(岡田社長)で、各店は店舗面積が25平方m前後(7~8坪)のテナントながら、平均月商450万円を売り上げるなど好調に推移している。今年は当初10店舗の出店を計画し、今月18日にオープンしたイオン二日市店(筑紫野市二日市北)ですでにFC含め5店舗を達成するなど計画を上回っている。2015年8月に開設した福津市西福間3丁目の現セントラルキッチンの生産能力が限界に近づいており、FCや商品の加工卸の拡大も視野にセントラルキッチンを拡張移転する。

セントラルキッチンでは、から揚げを中心とした惣菜や弁当の食材となる鶏肉などに下味をつけるまでをすべて集中的に調理・加工し各店舗に配送している。新たなセントラルキッチンの場所は決定していないが、工場団地などを想定。床面積200平方m以上とし、生産能力を現在の3倍以上に高める。岡田社長は、「外部に委託するのではなく、自社でセントラルキッチンを構えることでノウハウの蓄積に繋げていく」と話している。

同社は、2015年1月設立。資本金500万円。従業員60人(パート・アルバイト含む)。直営店を福岡5店舗、広島1店舗、香川3店舗、FC店を福岡と佐賀に1店舗ずつの計11店舗を展開。

2017年5月23日発行