NEWS

凸版印刷の新事業共創プログラムで最優秀賞 Qurate


国内外60件の応募から

ソフトウェア開発などを手掛ける㈱Qurate(福岡市中央区大名2丁目、トム・ブルック社長)は3月6日、凸版印刷㈱(東京都、金子眞吾社長)が主催する新事業共創オープンイノベーションプログラムで、最優秀賞を受賞した。
同プログラムは「コネクト」と称し、凸版印刷が初めて自社単独で実施。スタートアップ支援の(一社)START UP GOGO(福岡市、岸原稔泰代表)と共同で、凸版印刷が国内外企業から同社と共創する新規ビジネスアイディアを募集し選出するためのプログラム。今回、9月からの公募で九州内企業や海外企業約60社が応募。複数回の審査を経て、最終選考に6社が残り、その中からQurate社が選出された。
同社はデジタルマーケティングに有用な「コンテンツハブプラットフォーム」を提供、幅広い得意先を持つ凸版印刷とコラボすることで、企業の「デジタルトランスフォーメーション」や凸版側のデジタルマーケティングの施策に寄与することをプレゼンし、凸版印刷社の既存印刷事業との親和性が高いと判断された。
今後その他の入賞企業3社などとも事業化に向け動いていくという。同社は「ニーズが増えているデジタルマーケティングと凸版のノウハウの融合が今後楽しみ」と話している。

2018年3月20日発行