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共同プロモーション活動を開始 地域航空サービスアライアンス


週刊経済2021年9月22日発行

来年3月末まで

九州に拠点を置く地域航空会社3社(天草エアライン㈱、オリエンタルエアブリッジ㈱、日本エアコミューター㈱)と全日本空輸㈱、日本航空㈱でつくる地域航空サービスアライアンス有限責任事業組合(東京都港区新橋2丁目)は9月8日、5社共同によるプロモーション活動を開始した。

今回のプロモーション活動では、組合に参加する5社のSNS(Facebook、インスタグラム、ツイッター)や自社媒体を活用、第1弾として長崎、熊本、鹿児島の3県にある世界(文化・自然)遺産、11月以降は第2弾として「食」など離島地域の特色を生かした統一テーマを設定した情報を発信することで、アフターコロナを見据えた利用促進を目指す。

同組合は生活路線の役割を担う離島路線に就航する地域航空会社の路線維持、安全推進体制の確立と安定的な運航確保、業務の効率化を目的に2019年6月に設立。活動期間は4年間の予定で、3年を経過した時点で取り組み状況を検証し、以降の対応を協議する。今後、プロモーション活動のほか、安全・技術面での協業をさらに進めていくほか、コードシェア(共同運航)の導入も検討する。