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六本松九大跡地、施設工事が年内着工へ  UR都市機構    JR九州の複合施設から


 UR都市機構九州支社(福岡市中央区舞鶴)が計画を進める六本松九大跡地利用計画について、今年中にも建設予定施設の工事に着工する。
 同跡地は今年3月に利用計画が固まり、7月にはURによる道路や公園などの基盤整備が完了していた。施設工事でまず着工するのは、JR九州が敷地北側に建設する複合施設(2棟)で、7月にURから用地を引き渡した。東側に少年科学文化会館や九大法化大学院などが入居予定の複合施設、西側に低層階が商業施設、上層階がマンションの複合施設を建設予定で、年内にも西側施設から着工する計画。また、南側には裁判所、検察庁、弁護士会館などの法曹関連施設が集積予定で、まず裁判所が年度内をめどに着工する予定。今後約3年をかけて建設する計画で、裁判所の完成に合わせて検察庁、弁護士会館も随時工事へ移るという。まち開きは2017年頃の予定。
 5月には、開発事業者間で協議会を発足。URがガイドラインやコンセプトに則った開発を指導していく。また、建設工事と並行し、共有スペースを利用して興行などを誘致する方針で、12月には「木下大サーカス」の福岡公演が決定している。