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公道でイベントなどの事業計画が認定 福岡市・創業特区 養父市と並び全国初
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福岡市が3月に国家戦略特区として指定を受けた「創業特区」で提案した事業計画が9月9日、兵庫県養父市の計画と並んで全国初の認定を受けた。
同日に開かれた国家戦略特区諮問会議(議長・安倍晋三首相)で決定された。同特区では6月28日に開いた区域会議等で具体的な規制緩和策を取りまとめ、事業計画として国に提出していた。今回認められた事業は、公道を利用して観光客向けのイベント等を開くための規制緩和で、福岡市が推進する「MICE(マイス)戦略」の一環で国外からのイベントを誘致していく。福岡市では、どんたくなどのイベント時に都心部の道路を歩行者天国として開放した実績などがある。
一方、外国人雇用の見直しなどスタートアップ支援に向けた規制緩和策は、今回の計画では見送られた。同特区では、「創業期5年間の法人減税」などを本丸に据え、岩盤規制の突破を目指している。