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公式ファンクラブの会員募集開始 KANOA福岡


週刊経済2021年7月20日発行

法人は年間10万円~

一般社団法人Ichijo(福岡市中央区大濠2丁目、谷口誠代表)が運営する女子バレーボールチーム「KANOA(カノア)福岡」は7月2日から公式ファンクラブの会員募集を開始した。
同チームの前身は「福岡春日シーキャッツ」。福岡県バレーボール協会支援の下、2018年に設立し将来のVリーグ参入を目指してきたが、コロナ禍によりスポンサーからの協力金が減少したことやスタッフ確保など運営面での課題で、選手、指導陣、組織を一新。今年4月に新メンバーで発足した。現在、カノア福岡には9人の選手が所属。森田亜貴斗監督(39歳)中心に4人のスタッフで構成する。選手9人はそれぞれの雇用スポンサーに籍を置きながら、勤務後はリーグ戦に向けて練習。ホームタウンは協議中で、スポンサー活動にも注力する。日本国内のセミプロバレーボール大会「Vリーグ」に向け、運営資金を集める一環で、2021-22シーズンのファンクラブ会員募集を開始した。
法人会員は年会費10万円~。会員は公式ホームページやSNSのバナー掲載、ファンクラブ通信、サイン入りポスター寄贈、主催行事の式典などに招待する。また、個人会員はゴールド会員1万円、シルバー5千円、ブロンズ3千円の3ランクに分けられ、限定動画配信、感謝祭優先招待割引チケット、オンラインミーティング、サイン入り色紙、誕生日カードなどランク別に特典を設けている。谷口代表は「まずはカノア福岡を知っていただくこと。強くなることでファンを増やしていきたい」と話している。