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八幡製鐵所イメージの新弁当を発売 丸ふじ


漫画家の田中時彦氏とコラボ

弁当・総菜を製造販売する㈱丸ふじ(北九州市小倉北区下富野5丁目、後藤祐平社長)は11月3日、世界遺産に登録されている官営八幡製鐵所をモチーフにした弁当を発売した。

商品名は「北九州世界遺産辨當」。2015年7月に官営八幡製鐵所関連施設が「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界遺産登録されたことを機に、かねてから後藤社長と交流のあった新日鉄出身の漫画家田中時彦氏と話し合いを重ね商品化。同製鐵所の操業日であり、「まつり起業祭八幡」の開催に合わせて11月3日を発売日とした。

弁当には八幡名物の特大餃子や製鉄所で作られるレールを模った「くろがね羊羹」、さらに北九州名物のかしわ飯の上に工場の煙突をイメージしたちくわを乗せるなど、地元名産品を中心にボリュームのある内容で構成している。価格は800円(税抜)。同社では「弁当を通じて北九州の世界遺産を食文化で発信する一助になれば」と話している。

2017年11月14日発行