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八女市の太陽光発電所2カ所の運用開始 西部ガスグループのエネ・シード


週刊経済2023年6月27日発行号

7月には3カ所目も

西部ガスグループの再生エネルギー事業会社、エネ・シード㈱(福岡市博多区千代1丁目、舛本孝文社長)が、八女市に建設していた太陽光発電所2カ所がこのほど完成し、6月2日から「エネ・シード八女第1太陽光発電所、第3太陽光発電所」として運用を始めた。また「第2太陽光発電所」は7月2日からの運用を予定している。
場所は同市津江西ノ前、花宗川の津江橋北側。3太陽光発電所合計の発電規模は約3・2MW。想定年間発電量は約364万kWh/年(一般家庭約1010戸の年間電力使用量に相当)。西部ガスグループは2012年4月にエネ・シードを設立、福岡県や長崎県などで太陽光発電所21カ所、北九州市で風力発電所1カ所を運営して再生可能エネルギー事業に取り組んでおり、グループの再生可能エネルギー発電容量の合計は56・8MWとなる。
西部ガスグループでは中期経営計画「Next 2024」において、2024年度での再生可能エネルギー発電容量75MWの達成を目指している。