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八女市にスマート戸建て賃貸開発  アズマ    太陽光パネルで月額2万円超発電


 太陽光発電の販売施工・建築板金屋根工事などの株式会社アズマ(八女市吉田、中島一嘉社長)は4月上旬をめどに、同市立野でスマート戸建て賃貸住宅を6戸建設する。
 同市内を中心に新電力事業を手がける同社では、新たな地域電力の発電・消費スキームを計画しており、住宅開発はその一環。全戸に設置した7kWの太陽光パネルは、毎月2万~2万5000円分発電すると想定。入居者は月々の光熱費を補えるだけでなく、余剰電力は電力会社に売電可能。全戸にHEMSを設置し、電力状況を入居者は把握できる。建物の敷地面積は940・53平方m。建物面瀬は481・86平方m。間取りは3LDK(専有面積80・31平方m)。中島社長は「八女市は人口減が進んでおり、若者の定住促進につながるようなゼロエネ住宅にしたい。家賃は相場よりも1万円ほど高いが、光熱費を考えるとお得と感じてもらえるだろう」と話している。