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全359室をリニューアル  ホテル日航福岡    来年8月完了


 株式会社ホテル日航福岡(福岡市博多区博多駅前2丁目、太田輝幸社長)は、2年後の開業20周年に向け、全客室359室をリニューアルする。工事は2フロアずつ4期に分け、第1期工事を11月18日からスタートした。
 第1期工事は10・11階の104室が対象で、年内に竣工し、来年1月2日から稼働する。その後、第2期以降の工事を順次行い、来年8月には全客室359室のリニューアルを完了する。今回のリニューアルのコンセプトは「福岡の国際性と地域性が縦横に織りなす新しい福岡数奇(すき)スタイル」とし、従来の落ち着いた雰囲気は残しつつデザインを一新。「高品質な宿泊を求めるビジネス客向けに設備面での充実を図り、あらゆる年代層に満足してもらえる新たなホテルライフを提案する」としている。
 設備面では、全館に光ケーブルおよびCAT6(カテゴリーシックス)LANケーブルを敷設し、客室をはじめ館内のあらゆる場所からプラグ・アンド・プレイの高速インターネット接続が可能となる。同時に高いセキュリティーを確保し、ビジネス利用での要望が強いVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)接続にも対応する。また、最新型IP─VOD(インターネット・プロコトコル─ビデオ・オン・デマンド)システムを導入、高画質のビデオ・サービスを提供し、全客室にハイビジョン液晶テレビとDVDプレーヤーを備える。
 ホテル日航福岡は、JALホテルズが全世界に展開するホテルチェーン「ニッコー・ホテルズ・インターナショナル」の日本国内8番目のホテルとして1989年7月に開業。大小宴会場、各種レストランを備えた都市型国際ホテル。本館が地下3階・地上13階、新館が地下2階・地上3階。客室数359室、延床面積4万4,473平方m。